共生と寄生

人は一人では生きられません。
お互いに助け合って生きています。
これが「共生」です。
しかし、豊かな社会では、自分は頑張らず、他人に全面的に依存して生きる人間が増えてきます。
これが、寄生人間です。
心ある少数の人間が、頑張って物を作り、他の人は、その物を右から左へ動かして、利を得ます。
真に価値のある労働を行ったのは、実際に物を作った人間のみであり、
他の人たちは、その価値を分けてもらって生きています。
ニートは、明らかに「寄生人間」ですが、
他にも、「俺は偉いんだ!」と豪語している政治家や財界の大物も同様に「寄生人間」です。
そして、「労働」を伴わずに、高い報酬をもらっている社長を含めた幹部社員、セールスマンも全て「寄生人間」です。
そもそも、ニートは、今の社会の「寄生人間」の象徴と言えないでしょうか。
「労働」を伴わずに、高い報酬をもらっている通常の寄生人間は、
「俺は偉いんだ!」「俺は頑張っている」と大きな声で主張しています。
しかし、額に汗する労働を行っていないという観点から見ると、ニートと何も変わらないように見えます。
夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。