何故、鉄腕アトムは誕生していないのか?

人手不足と言われますが、
本来、鉄腕アトムの様な人型ロボットが開発されていれば、人手不足は解消です。
10万馬力や空を飛ぶ必要は無いので、
人間に代わり、単純作業を行ってくれれば、充分です。
そんな人型ロボットが、何故、未だに登場しないのか?
それは、科学技術庁が廃止されたからです。

本来、鉄腕アトムは、科学技術庁で作られることになっていました。
その科学技術庁が、文部科学省に併合され、無くなったため、
鉄腕アトムの夢も途絶えたのです。

もしも、科学技術庁が存続していれば、
鉄腕アトムを作る夢を持った優秀な人材が集まり、
人型ロボットが開発されていたはずです。
そして日本は、人型ロボット産業で、大きく経済成長していたはずです。
介護や育児、物流、教育も、人型ロボットが担う事で、人手不足は起きません。

ところが自民党政権は、科学技術庁を廃止、代わりに観光庁を立ち上げました。
これは、科学技術立国を諦めたという事です。
観光立国は、文化遺産(過去の栄光)にすがっているだけです。
これでは、未来を切り開くことはできません。
その結果、日本経済は衰退の道に向かったのです。

そもそも、観光業は、開発途上国が子供の教育費を稼ぐために行うのです。
観光業で稼いだお金で、子供により良い教育を受けさせ、未来に歩むのです。
観光業でお金を稼ぐことが最終目的になったのでは、未来はありません。
自民党政権が、観光立国と言い出した時点で、日本は衰退の道に向かったのです。

日本の経済成長には、科学技術庁を復活させて、科学技術立国に戻すべきです。
科学技術庁は、単なる知識の場ではなく、最先端技術を切り開く立場なのです。
宇宙開発と同様に、税金投入で最先端技術を確立させる立場です。
確立した技術を民間に普及させるために、スタートアップ企業は有効です。
ところが、政治とカネの自民党政権は、スタートアップ企業を金儲け第一で考えているので、最先端技術が確立しないのです。

ちなみに、人間に代わり、人型ロボットが働く社会では、
労働の対価としてのお金は、意味が無くなります。
お金を廃止した新しい社会構造が必要になります。
資本主義社会から夢主義社会への革命が必要です。
夢主義社会での、人間の役割は、未来(夢)を想い描くことです。


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