労働の目的(お金儲けではなく、社会貢献)

「あなたは何のために働いていますか?」と聞かれて、
多くの人は「お金儲けのため」と答えると思います。
「お金儲けのため」ということは、社会のためにならなくても、
とにかくお金を得る事ができれば良い分けで、この発想の先には、
詐欺、談合、不正、窃盗、殺人等、を行ってでも、お金を得たいということになってしまいます。
現実的に、そういう悪い行為でお金を得ている人も多いようです。
でも、ほとんどの人は、悪いことをしてはいけないと考え、思い止まります。
悪い行為を思い止まることができるか否かは、理性が有るか無いかの差だと思います。
理性とは、社会性を重視する感情です。
理性を持った人は働く理由を、「お金儲けのため」と答えると同時に、
心の中で、「お金儲けのためだけでなく、社会貢献である」と思っているはずです。
逆に、理性を持っていない人は、ひたすら「お金儲けのため」のみになり、
詐欺、談合、不正、窃盗、殺人等、を行ってでも、お金を得たいということになります。
この状況は、お金の魅力(魔力)に負けて、理性を失ったと考えられます。